2011-04-15

DNG Profile Editorを使用した独自のカメラプロファイル作成

Lightroom でのRAW現像とカメラプロファイルで、オリジナルのカメラプ ロファイルを使用する方法を紹介しましたが、今回はそのカメラプロファイルの 作成方法を紹介します。 



◇◆◇ 用意するもの ◇◆◇

DNG Profile Editor
DNG Profile Editorは下記からダウンロードできます。
http://labs.adobe.com/wiki/index.php/DNG_Profiles

カラーチャート
カラーチャートは各社のある程度しっかりしたものであれば問題ないと思いますが、私はColor Checker Passportを使用しました。

※Color Checker Passportにもカメラプロファイル作成ソフトが付属しているのですが、色があまり好みの感じにならなかったのと、細かいチューニングができないのとで私はDNG Profile Editorを使用しました。

高演色蛍光灯
蛍光灯にはRaで表される演色性というものがあり、この値が100に近いほど、ものの持つ色彩を忠実に再現できます。一般に売られている家庭用の蛍光灯は概ねRa=70〜85程度ですが、高演色蛍光灯は Ra=99などという高い色再現性があります。

カメラプロファイルは写真の色を決める大元の重要な部分ですので、高い色再現性が必要という事で高演色蛍光灯を使用しました。

高演色蛍光灯はネットや大型の家電量販店の店頭で入手できます。
一例: http://www.tlt.co.jp/tlt/new/lamp/kouen/kouen.htm



◇◆◇ 手順 ◇◆◇

1. カラーチャートを5000Kの高演色蛍光灯の下で撮影


2. 撮影したRAWファイルをDNGに変換

LightroomやPhotoshopからDNGファイルを書き出します


3. DNG Profile Editorでプロファイルを作成

3a. Open DNG Imageから、2で書き出したDNGファイルを読み込みます

3b. Chartタブに移動します



3c. 撮影画像の上に出ている4つのポインタを、それぞれの色の上に移動します



3d. Create Color Tableを実行します

3e. 各色を微調整



ちょっと色が違ってるなと思ったところや、ここは彩度が高すぎる、などといった所を微調整しました。

ここで注意が必要なのは、高演色蛍光灯下のカラーチャートとモニタと見比べて微調整をする場合、蛍光灯の色温度とモニタの白色点の色温度が一致していて、かつモニタのキャリブ レーションがしっかりされている状態でないと意味がないという事です。

ニュートラルな色を出すのではなく、好みの発色にするためには、元の色に囚われずにいじってしまって大丈夫だと思います。その場合、実際に何度もプロファイルを作成し、Lightroomで実際の写真に適用してみながら試行錯誤する事になると思います。

3f. 必要に応じてTone CurveやColor Matricesを調整

3g. プロファイルをExport


だいたい以上のような感じです。


◇◆◇ 考察してみた、ような… ◇◆◇

上記はあくまで私のやりかたで間違っている部分もあるかもしれません。

特に疑問に思っているところはカラーチャートを撮影する照明は5000Kの高演色蛍光灯で良いのかという点です。Color Tableでは6500Kと2850Kの二つの設定をするため、6500Kの照明を使うのがよいのではないか、という疑問です。


◇◆◇ まとめ ◇◆◇

そんな感じで、疑問点を残しつつ割と適当な感じで作成したカメラプロファイルを使用しているわけですが、個人的に人物での発色が好みの感じになったので、満足しています。

学術用途でもないですし、出てくる画が好みならそれでいいんです(・ω・)y~


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